手塚治虫のマンガのMW(ムウ)はおすすめ(同性愛、悪、純粋、女装)

コロナもあってスマホでマンガとか読む人も多いと思う。
そんで
「ある程度読んだな」
と思って
「面白いの他にもないかな」
と探してる人もいると思う。
1つお勧め作品あるので書きます。

1位だと思う。
色んなマンガを小さい頃から読んできたけどこの
「MW(ムウ)」
を読んだ時が1番インパクトあった。

手塚治虫はかなり好きです。
でも好きになったのは20代前半から20代中盤の頃。
少し前に書いた司馬遼太郎が好きだったころとかぶってる。
その頃は手塚治虫のマンガと司馬遼太郎ばかり読んでた。
↓好きな小説の話。
夏目漱石の「こころ」が好きだった(昔読んでた小説の話)

ちなみに俺は手塚治虫の世代の人間ではない。
MWも調べてみると1976年の作品。
約45年前以上。
俺もまだ生まれてない。

最近凄い久しぶりに読んでみたけど、やっぱり面白いよ。
時代背景とかは古いのは仕方ないけど、キャラクターやストーリーは想像できない展開。
たぶんだけど俺のブログ読んでくれてる人は好きな割合高いと思う。

本当言うといきなりMWから見てほしくはないのよ。
それだと手塚治虫の本当のすさまじさに気がつかない。
今でも手塚治虫のマンガは100冊くらい家にある。
有名タイトルで言うと
「ブラックジャック」
「火の鳥」
「ブッダ」
「ジャングル大帝」
などがある。

手塚治虫知らない人もいるだろうからざっと紹介する。
「鉄腕アトム」
という作品作った人であり、日本のアニメを作った人でもあるのね。
今のマンガ文化アニメ文化をさかのぼっていくと手塚治虫にたどり着く。

絵柄は今の時代のマンガからすると
「子供っぽい感じ」
に思う人多いかもしれない。
(特にブラックジャックのピノコとか)

手塚治虫の作品かなり読んだけど
「化けもんだ」
と心から思った。
色んな意味があるんだけど
「色んなストーリー思いつきすぎる」
のね。
子供向けからあまり知られていないけど結構グロい重いテーマの作品も書いてる。

それと
「マンガのストーリーが詰めまくってる」
のよ。
1話の中のスピードが速いの。
そんで読みにくいわけでもない。
ちゃんと話が成立してる。

あと
「本当に頭良すぎるんだな」
と思うくらい頭良い。
たぶんマンガ描きながら色んなジャンルの事勉強してるのよ。
ブッダとかは宗教の話だし、ブラックジャックは医療の話。
火の鳥は
「生」
がテーマだし。

そんで他にも色んな短編いっぱい書いてる。
ちょいマニアックなので言えば
「アラバスター」
「鳥人大系」
とか。
(これも持ってる。
深い話よ)

普通マンガ家ってジャンルが大体一つに絞られると思うの。
でも手塚治虫は色んなジャンル攻めてる。
「同じ人が描いてるのか?」
とよく思うもん。
称賛の意味を込めて
「化けもんだな」
と心から思う。

ちなみに俺は
「火の鳥」
からスタートしました。
年上の人から
「火の鳥いいよ」
と言われたので読んでみた。

手塚治虫の作品の中で1番好きなのは実は今回書くMWではなく
「火の鳥2巻」
なんです。
あれ・・・凄まじいほどインパクトあった。
スケールが違いすぎるんだよね。
ネタバレしないようにざっくり書くと、1人の人間が地球上で1人生き残る話。
そして
「人類をもう一度復活させる」
という命令を火の鳥から受けてる。

火の鳥2巻は本当に心に残った。
それがきっかけで手塚治虫にはまっていった。

MWを知ったのは結構後なのよ。
その時点で
「ブラックジャック」
「火の鳥」
「ブッダ」
は読んでいた。

「壮大なテーマや人間の深い部分などのマンガ描く人なんだな」
と思ってたのね。
その流れでMWを読んだ。
超裏切られた笑。

MWをざっくりとだけ書く。
主人公がいるのよ。
結城ってキャラ。
色んなマンガ見たけどこの結城が1番キャラクターが凄まじい。
イケメンで銀行員のエリートでモテモテで頭良い。
そしてもう1人
「神父」
がいる。
(神父って言っても皆が思うような神父な感じじゃない)

MWって毒ガスなのよ。
時代背景にも合わせてるんだと思う。
ベトナム戦争も意識した話題。
色々あって結城も毒ガス小さい頃に吸っちゃう。
その副作用で
「良心」
が失われる。

「サイコパス」
って感じではないの。
凄まじく狂ってはいるんだけど憎めない部分があるのね。

同性愛者でもあるの。
神父と。
でも女性ともSEXはする。
詳しく書けないけど犬ともイチャイチャしてる描写あるし、ある外人夫婦両方と不倫してたりもする。
結城がレイプした女性が結城のこと好きになったりもするし・・・

女装も上手いんです。
(歌舞伎役者の家系)
女装して色んな悪さもするの。
冷酷にね。

でも神父との関係の時は純情であり純粋なのよ。
女の子みたいになる。

何個も色んなパターンを使い分ける事出来るのが結城。
「すげー」
と読んでて何度も思う。
図太いし繊細なんだよね。

マンガで好きなキャラは色々いる。
有名作品で挙げていくと、鬼滅の刃なら俺は
「猗窩座(あかざ)」
が好きだった。
なんとなくだけど
「術式展開」
というシーンがまず好き笑。
井戸の話はなんか悲しいよね・・・・

ワンピースで言えば、あんまメインキャラじゃないけど
「サウロ」
が好きだった。
「デシシシシシ」
と笑う元海軍中将。
ロビンの話で出てくるんだけど、俺はあのオハラの話が1番好きかな・・・・
あと
「赤犬(サカズキ)」
も結構好き。
ワンピース無双と言うゲームがあるんだけどいつも赤犬使って
「流星火山」
の技を使い麦わら一味をやっつけてた笑。
近くにいるとかなり嫌だろうけど笑、良くも悪くもあの
「ぶれない感じ」
は惹かれる部分はある。

進撃の巨人はシンプルにエレンが好き。
エレン熱いよね。
後半はそういう描写隠してたけど。
ちなみにタイトル忘れたけど
「獲物を屠るイェーガー~~~♪♪」
の1番の歌は昔よくカラオケで歌ってました笑。

他にもいっぱいマンガ読んだ。
その中で
「1番印象に残るキャラクターは?」
と聞かれたらかなり悩むけど
「MWの結城美知夫」
になる。

性についての部分も大きいよ。
俺がこういうSとかMとかに興味あるのも大きい。
MW見るとわかるんだけど
「なんでもいけるんだな」
と思っちゃう。
そういう部分に憧れみたいなのはあるんだと思う。

あとは
「時代背景」
について考えてほしいのよ。
MWは1970年代の作品なのね。
今と違ってスマホなんかないしネットなんかない。
情報を仕入れる手段は
「本か新聞、テレビ」
の時代。
その時代にこのMWを作ってる。
それも凄みだなと思う。

ちょいエロいシーンはあるけど描写としては特にエロくはないです。
「猟奇的」
ではある。
今の時代のマンガでも見たことないタイプの作品だと思う。

率直にだけど面白いよ。
特に俺のブログ読んでくれてる人なら面白いと思える割合高いと思う。

ネットでざっくり検索してみたけど電子書籍で1200円ぐらい払えば全部見れると思います。
無料で見れるアプリとかはどこかにあるかもしれないけど、それはわかんない。
全25話ぐらいだからそこまで長くないし。

読むマンガ探してる人とかいたらこのMWはおすすめです。
なんかぶっ飛んでるのよ笑。
色んな意味でね。
ラストは・・・俺は怖かった・・・

手塚治虫はかなり影響受けました。
ある程度マンガとか小説とか読んだ後に見つけたけど凄いはまった。
絵柄の好みがあるので最初敬遠する人もいるとは思う。
でもストーリーとかテーマとか伝えたい事とか1話の話のボリュームとか手塚治虫の作品は圧倒的なのよ。

MW(ムウ)の紹介でした。
良かったら読んでみてくださいな。
合わなかったらそれはしゃーない、それは申し訳ない。
でも何回も書くけど、このブログ読んでくれてる人なら面白いと思う気がするよ・・・
響く部分あると思う。

 
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